マップWG

教育システム情報学マップ

2022-2024年度 教育システム情報学会50周年記念事業プロジェクト

本プロジェクトの目的

教育システム情報学の分野は,複合的領域であり,学習・教育の支援として取り扱われるトピック,ドメイン,モデル,手法,技術などが非常に多岐にわたります.そこで,本プロジェクトでは,「教育システム情報学マップ作成WG」を結成し,50周年の節目を機としたチャレンジングな試みとして,研究分野を表現するマップを作成する試みに取り組みました.

この取り組みにおいては,WG内での議論の結果の共有と意見交換のためにプレカンファレンスを実施し,成果報告のために学会誌での解説特集を掲載してきました.本サイトでは,最終成果としてのマップと解説特集を公開するとともに,およびそこに至るプロセスとしての過去のプレカンファレンスや解説特集の記録を掲載いたします.

最終報告

本プロジェクトの最終成果として,2025年4月発刊の解説特集「我々にとっての教育システム情報学マップ:問いの体系化の試みとその共有」において,3つのサブグループからそれぞれ,問いの体系化およびマップの提案を行っています.

以下に,3つの提案それぞれの概要を述べたページと,解説へのリンクを示しています(概要ページについては各画像かタイトルをクリックしてください.)

※本特集の概説を述べた「解説特集のことば」はこちらからご覧いただけます

教育システム情報学オントロジーを構築し,それに基づいて,問いの体系化を行い,基礎-応用とフロンティアのマップを構築しました.

教育システム情報学のリサーチクエスチョンの要素を,5W1Hの枠組みで構造化し,5W1Hそれぞれに対応した6枚のマップを提案しました.

防災教育という具体的分野に関する2種類のマップの作成を通して,「問いの体系化」そのものに対する整理を提案を行いました.

これまでの活動

最終成果に至るまでに,全国大会プレカンファレンスと学会誌解説特集をマイルストーンに活動を行ってきました.

こちらからご確認ください.

WGメンバー

コアメンバー:近藤伸彦(東京都立大学,WG長),田中孝治(金沢工業大学)、山元翔(近畿大学)

メンバー:大﨑理乃(島根大学),米谷雄介(香川大学),高橋聡(関東学院大学/グロービス経営大学院グロービスAI経営教育研究所),田和辻可昌(東京大学),東本崇仁(千葉工業大学),林佑樹(大阪公立大学),光原弘幸(徳島大学)

※所属は2025年3月時点のものです.